通販おせちの傾向と人気

ますます「おせちは買うもの」になってきた。(記事更新中)

2019年のおせちの傾向

しばらくおせち料理の傾向についてチェックしていなかったので、
ひさしぶりに、この頃の通販おせちの傾向はどうなっているのか確かめてみると、
いろんな調査会社がおせち料理についてのアンケートを行っていて
とても興味深い結果が掲載されていますね。

 

通信販売事業を行っている「婦人画報のおかいもの」が2018年に行った
ユーザー1300名を対象にした2019年のおせち料理に関するアンケートによると、

https://www.hearst.co.jp/whatsnew/corp-180913-Osechi-trend-survey

 

対象:「婦人画報のおかいもの」ユーザー
有効回答数: 1321名(男性73名、女性1248名)(29歳以下9名、30代139名、40代476名、50代 497名、60代以上200名)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2018年8月25日(土)〜8月29日(水)

 

56%のユーザーが、「来年(2019年)はおせちを購入する」と回答したそうです。
調査が開始された2015年から、ずっと半数以上の人たちが
「おせち料理は購入する」と考えている事になりますね。

 

また、インターネット通販でのおせち料理の購入に関しては、
2015年以降、年々そのニーズが増加しているとのこと。
・・まあこれだけスマートフォン利用者が増えて、いつでもどこでも
ネットに繋がっている状況があれば、おせち料理の予約注文も
増えていくだろうなというのは、想像に難くないですからね。

 

おせち料理を買う理由は、あまり変化が見られないなと思いました。
要するに、自宅では作れない料理・内容、有名店の味が楽しめる、
自宅まで配送してもらえる・・といったメリットが大きいようですね。

 

ただ、特徴的だなと思ったのは、
「おせち料理を一緒に食べる人の人数が減少している」という結果。
たしか東北の震災の影響が色濃く残っていた2011年当時からしばらくは、
家族がそろっておせち料理を囲む、という傾向があったと記憶しています。
(※上記調査によると2015年は平均4.4人、2018年は3.6人で、
これまでで最も少ない人数だったそうです)
少人数用おせち料理へのニーズも増えているようですから、
これも時代の流れなのかなと思います。

 

そしてもうひとつ特徴的だと感じたのは、
「おせち料理の検討を始める時期が早まっている」ということ。
上記調査によると、10月以前におせち料理を検討開始する人
の割合が28.6%から34.3%に増加しているそうです。

 

確かにいわれてみると、おせち料理を販売している大手のお店からの
その年の販売開始を知らせるメールマガジンなど見ていると、
毎年かなり早い時期にお知らせが来るのは、恒例になっているし、

 

一度ネット通販でおせち料理を購入した経験がある人であれば、
早期割引という得点制度を設けているお店が多いという事実を把握していると思うのです。

 

「早期割引」という特典がある以上、どうせ購入するのであれば、
早い時期に最安値で買っておこう、という人が増えているんだろうなと思いますね。

 

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2016年のおせちに関する調査

インターネットを利用したリサーチ・市場調査の「クロス・マーケティング」が実施した、
2016年のおせちに関する調査が早くも発表されていますね。
http://www.cross-m.co.jp/report/ose20151217/
この調査結果でも「おせちは外で購入する」という人が前年より増加傾向にあるようです。
変わり種おせちの興味の有無、という質問に対して、
「興味なしが約4割で最多」てなってますけど、
変り種おせちって、具体的にどういうものなのか示したんでしょうか?
変り種おせち、と聞いてどういうものを想像するか、
聞く年代によっても個人によっても、イメージが違うと思うんですが・・

 

このおせちの調査に関して上記クロス・マーケティングのページで
資料が無料ダウンロードできるようになってますので、
興味のある方は除いてみてはいかがでしょうか。

管理人の感じるおせちの傾向

管理人の場合でも、毎年通販でおせち料理を購入している関係で、
おせちのシーズン前(といっても早いものは9月になったら)になったら
去年おせち料理を買ったお店からメールマガジンが送られてきて、
今年のおせち料理について、新作おせちや毎年人気売れ筋のおせち、
早期割引期間の案内などについていち早く情報を知ることが出来ています。

 

いくつかのお店から、おせち料理に関するメルマガは何度か送られてくるので、
どのお店でどんな商品が売れているのかも、知れたりします。
ちなみに全国料亭おせちで人気の匠本舗のメールマガジンや、
オイシックスのおせち料理販売ページでも10月中旬にはすでに
おせち料理の売り切れについての記載がすでに出ていたんですが、

 

そこから垣間見れる傾向としては、

  • 1人前〜2人前など、少人数用のコンパクトなおせちが売れている
  • 価格が〜10,000円台が良く売れている。
  • 洋風、オードブルが売れている。
  • 価格が高くても、人気おせちは売れている。
  • 価格が高くても、有名店・有名料理人等のコラボレーションおせちは売れている。
  • 価格が高くても、キャラクターおせちは売れている。

ということでしょうかね。

 

実際に一人で食べる、夫婦やカップルの2人で食べるために、
少人数用のおせち料理を注文している人も多いんだと思いますが、そのほかにも、
いわゆる縁起物としての「おせち料理」は小さいものを買って準備し、
お正月の食事には他のものも一緒に食べる、というスタイルも多いのかなと思いますし、

 

オードブルが売れているのは、おせち料理というくくりだけではなく、
ちょっと贅沢にお正月料理を買って準備するというユーザーも多いんだなという印象があります。

 

あと、価格が20,000円を超えるおせち料理も、販売実績があるものは
売れ行きが早いと思います。口コミなどで価格と料理の内容のバランス、
購入者の「買って損はない」という感想が、売れ行きの後押しになっているのかなと思います。

 

あと、ディズニーとかキャラクターおせちが毎年売れています。
価格的に安いものではないので、子供向けというだけでなく、ファンの人が購入しているんだろうと思いますし、
有名料亭・ホテル、有名料理人・シェフ、芸能人監修によるコラボレーションおせちも毎年売れていますね。

温かいもの+おせち、あたたかくして食べるおせち

おせち料理とお雑煮のセットというのは前からあったんですが、ここ最近の傾向として
博多日本料理てら岡のような、おせち料理とあたたかい鍋物とのセットが登場したり、
おせち料理を蒸すことで、あたたかいおせちとして食べる【金沢ぶどうの木「蒸(じょう)のおせち」】
のようなおせち料理が出てきているのも、最近の特徴かなと思います。

おせち料理『作り』ばなれ

よく若者の〜ばなれが著しい、なんて聞きますが、おせち料理に関しても
若い世代のおせち離れがある、ともいわれているみたいですが、どうなんでしょうね。

 

ちょっと古いかもしれないですが、2011年にぐるなび食市場がおせち料理に関する調査というのを
インターネット調査で、20歳〜69歳の男女を対象に約2000人からアンケートとってやってます。

 

【調査概要】
■調査方法:インターネット調査
■調査実施期間:2011年8月19日(金)〜22日(月)
■調査対象:20歳〜69歳の男女
■サンプル数:2,126人

 

該当ページURL
http://www.gnavi.co.jp/company/release/2011/110906_01.html
PDF版も見れます。
http://www.gnavi.co.jp/company/release/2011/pdf/110906_01.pdf

 

上記ページを見てもらうと分かると思うんですが、若者20代は「おせちが好き」という結果がでてます。
若い世代は別に「おせち離れ」しているわけではない、
どちらかというと40代のほうがおせち離れの傾向がある、というものなんですが・・
アンケート結果を見ていて思ったんですが、
これ、おせち離れというより、おせち料理「作り」から遠ざかってるんだと思うんです。

おせち料理を作るコストとリスク

アンケートにもありますけど、2011年の震災以降
家族・親子との絆を深めたいと考える人が増えたとあります。

 

40代はまさに子を持つ親の世代であって、
現役バリバリで働いている世代でもありますから、家族、子供のことを
とてもリアルに考えていかないといけない世代でもあります。

 

ただし、働きながら家事、家族や子供の面倒をみることの難しさを前提に、
年末の超忙しい時期に、おせち料理を作るという
手間のかかる作業を出来る人は、実際限られてくると思います。

 

購入するおせちの、年代別の重視点の違いで「価格」を一番重視しているのは40代です。
家族を持つ40代にとって一番子供にお金がかかる時期でもあるので、余分な支出は避けないといけません。

 

おせちは自分で作るにしても、材料費だけでもそれなりのお金がかかりますから、
作るのとあまり変わらない、もしくは安いコストでおせちを買って準備できるなら、それに越したことはありません。

 

買っても子供は和食をあまり食べない、大人もそれほどたくさん量が食べれない・・など
家族のいろんな要素とおせち料理を作る、という行為のハードルの高さがそこに見えているような気がします。

 

年末で価格が高騰し、安くない材料買ってきて、がんばっておせち料理作って、
料理上手な人はうまくできるかもしれませんが、
中には味付けとか料理そのものを失敗するリスクがあるし、
あげくにあんまり食べてもらえないなんて悲しすぎますし、
有名店・有名シェフ監修おせちを安く買って、サイズを選び、安定した味を楽しめるなら、
やはり買って準備する人が増えるのは、当然なのかなと思います。

 

管理人である私自身が40代ですから、
なによりおせち離れというよりもおせち「作り」離れが顕著になっていて、
買えるおせち料理(出来るだけ安く買える)への需要が高くなってきているんだと感じました。

 

 

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