バードカフェ事件と通販おせちの選び方

スカスカおせち騒動に見る通販おせちの選び方の基本

2011年のお正月用通販おせちで騒動になったのが「鶏肉料理専門店バードカフェ」による、いわゆる「スカスカおせち」。騒動の詳しいことやその当時の画像は「スカスカおせち」で検索してもらえれば、いっぱい出てくる為すぐ分かると思いますので、ここではかなりざっくりと概略だけ書いておきますと、株式会社外食文化研究所という会社が運営していた横浜の「バードカフェ」というお店がネット通販で販売したおせちが、注文時の写真サンプルとは、似ても似つかないひどい有様のもので、盛り付けが雑とか何とかいうレベルではなく、文字通り「スカスカ」だったというものです。当時テレビのニュースでも取り上げられ、大きな話題となりました。今ほどスマートフォンが普及している時代ではなかったのですが、個人のインターネット利用による通販やお取り寄せが爆発的に普及している時期でもあって、このバードカフェおせち騒動は、注目を集めました。

この事件から見るおせち購入の際のポイント

おせちの通販実績の重要性

当時そもそもこのお店には、おせち料理の通販自体の実績がなかったにもかかわらず、当初から300食の販売を計画しており(さらに販売直前に急遽500食に増やしています。)通常この量のおせち料理を製造し販売しようと思えば、調理、盛り付け、梱包・発送等数十名のスタッフとそれに応じた作業スペースが必要になりますから、必然的に「仕出し・食品工場」という設備をもっていないときちんとした内容のおせち料理商品を作り上げるのは厳しいです。というか無理です。いろいろ突っ込みどころ満載なので、書くときりがないのですが、おせち料理をネット通販で購入検討するときに必ずチェックすべき点として、まず挙げられるのは「おせち料理の通販実績」だと思います。ぐるなびなどのおせち料理販売店の中には、個人のお店が販売しているおせち料理もよく見かけるのですが、何年かぐるなびでおせちを販売しているお店の場合でも、個人店のおせち販売個数は多くて50個前後です。個人店の場合は特に、その個性的なおせち料理を、そのお店が品質に責任を持って製造できる数に限界があります。ですから、私たちおせち料理を通販購入する側は、個人のお店で販売個数があまりに多い場合は注意したほうがいいと思うのですが、おせちの販売ページだけで、そのお店が個人店なのかどうか、規模を把握するのは難しいです。なので、安心安全なおせち料理をネット通販で購入するのであれば、おせち料理のネット通販実績がしっかりしたところで購入を検討するのが無難、ということになります。

価格だけで判断しない

バードカフェのおせち騒動の特徴は、その販売の仕方として当時急成長していた「グルーポン」との共同販売で価格21,000円を半額の10,500円で計画していた点にもあると思います。
当時グルーポンはテレビコマーシャルもしていて、ネット通販で使える便利なクーポンで注目されていたことや、2万円を超えるおせち料理がほぼ半額の1万円台で購入できるということもあって、おせち料理をネットで販売した経験がないバードカフェに、キャパシティをはるかに超える注文が入りました。おせち料理の価格が安いというのは確かに魅力です。同じものが安く購入できるなら、それに越したことはありません。ただ、気をつけたいのは、価格が大幅に安くなっているからといって、そのお店がどんなお店なのかチェックもしないで購入してしまうのは危険だということ。おせち料理を大幅に安く確実に買うなら、早期割引在庫処分・値引き・値下げセールを狙うなど、それなりのやり方がありますので、予めチェックしておきたいですね。

 

いまや半ば伝説みたいになった「バードカフェスカスカおせち事件」。
その衝撃的なまでのスカスカ具合の画像が、Tシャツになったり、ゲームになったり、
最近ではフィギュアになったりしているようですが、管理人的には、
ネット通販でおせち料理を購入する上で基本的なチェックポイントを教えてくれている、貴重な事例でもあると考えています。

 

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